20代の転職理由は?転職は難しい?ランキングと採用面接で担当者へ必ず伝えるべき5つのコツ

「転職したい」「初めての転職、どうすれば良いかわからない」「こんな理由で転職活動を進めてもいいんだろうか・・・?」そのように思ったことはありませんか?

このの記事では、実際に転職活動を行なった20代の転職理由ランキングを基に、転職理由採用担当者へどのように伝えるべきか、具体的に解説しています。体験も活かしてまとめましたので、参考になさって下さいね。

20代におすすめの転職サイト・エージェント特徴
Re就活エージェント累計180万名が利用している実績No.1
第二新卒・未経験歓迎の求人情報豊富!20代特化型転職支援サービス【セルワーク20代転職】未経験・第二新卒歓迎の求人を豊富
若手ハイクラス向け転職サイト『VIEW』若手ハイクラスに特化
アデコの転職支援サービス7年の人財ビジネスの実績あり
第二新卒AGENTneo就職/転職サポート
キミナラ20代に特化した転職支援
[Being Carrer]20代に特化した転職支援
東海地方の製造業に特化した地元転職エージェント『みらいキャリア』東海(愛知・岐阜・三重)の製造業に特化

20代の転職理由ランキング1位は?最新TOP7

まず、20代の転職理由(最新2021年度分)TOP7を見ていきましょう。

1位給与が低い・昇給が見込めない40.5%
2位肉体的または、精神的につらい34.7%
3位会社の評価方法に不満があった34.2%
4位昇進・キャリアアップが望めない34.1%
5位スキルアップしたい30.1%
6位労働時間に不満(残業が多い/休日出勤がある)29.0%
7位離職率が高い27.0%

引用元:doda公式2021年転職理由ランキング

1位:給与が低い・昇給が見込めない

20代の転職理由ランキング1位は、「給与が低い・昇給が見込めない」(40.5%)で、全体の4割を超えています。また、この理由は、総合ランキングと同じ結果でした。

2位:肉体的または、精神的につらい

続く2位「肉体的または、精神的につらい」は34.7%で、ほかのどの年代よりも割合が高いです。

20代は、学生から初めて社会に出る人が多い年代でもあり、新しい環境に慣れるまでに時間がかかったり、自分なりの仕事のペースをつかみ切れていなかったりすることが、肉体的・精神的ストレスに結びついている結果の可能性もあります。

3位:会社の評価方法に不満があった

「会社の評価方法に不満があった」は、34.2%。4位の「昇進・キャリアアップが望めない」34.1%と差があまりない結果になっています。

どちらも、会社の評価基準や環境に関するギャップを感じたという結果でした。

>> 未経験から人気の事務に転職するなら【WORXデジタルウーマン】
【対象】
・20~29歳の方
・最終学歴高卒以上
・東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫・愛知いずれかの勤務地を希望

企業が転職理由を質問するのはなぜ?

企業が転職理由を尋ねるのは、あなたの職歴を把握し、社員としての資質や可能性を評価するためです。

大きく分けて、中途採用面接をしていた際にチェックしていたのは、この5つです。

  1. あなたが仕事を通じて抱いている目標と野心を知る
  2. 業務内容や社風があなたに適しているか判断する
  3. 困難な状況や課題にどう対処するか把握する
  4. チームワークをとることができる人材か判断する
  5. 過去の経験から強みと弱みを読み取る

あなたが仕事を通じて抱いている目標と野心を知る

あなたが抱いている目標や野心を理解し、経験やトレーニングの不足があれば、それを雇用環境を通じてどう育成していくかを把握する必要があるのです。

業務内容や社風があなたに適しているか判断する

企業が目指している取り組みや社風が、あなたに合っているかも採用面接中の受け答えから、あなたが業務内容や組織に適しているかを確認しています。

困難な状況や課題にどう対処するか把握する

多くの中途採用担当者が最も重視しているのは、あなたが困難な状況にどう対処するか、という点です。、困難な問題をどう解決するかを理解するための手段として、角度を変えて複数の質問を用います。

>> 職人・現場作業員の転職なら【職人から施工管理エージェント】

チームワークをとることができる人材か判断する

「同僚とどのようにチームワークをとって働くか」も、採用担当者が必ず確認するポイントです。企業や会社は組織のため、担当業務が分かれていても、同僚やチームでコミュニケーションを取りながら、成果を上げていく実務が多く存在します。

困っている同僚に対してサポートできる人柄かどうか、どのように振る舞う人なのかを知るために、質問をしてくるケースが最も多いです。

過去の経験から強みと弱みを読み取る

採用面談では、あなたのこれまでのキャリアで経験したことや、過去達成できたこと、築いてきた人脈など、結果」を判断材料にして、それらの経験を活かして、転職後の職務や組織に付加価値をもたらすことができるかどうかを判断している場合があります。

転職の場合、即実践力として活躍して欲しいというのが、企業側の本音です。そのため、新たな可能性よりもまず「既に達成できた結果がある能力・強み」を把握したいため、採用面接でも質問されます。

新卒の就職活動と転職活動の違い

新卒で就職するのと、社会人になってから就職するのとでは、まったく異なる経験をすることになります。

新卒の場合、新卒採用の競争は激しく、学歴や学生時代の体験など、仕事のスキルではなく、あくまで可能性だけで判断されるため、公平な内定判断ではない印象を受けた人もいるかもしれません。そのため、就職活動は非常に困難だった印象が強い人も多いのではないでしょうか。

一方、キャリアアップのための転職であれば、仕事上の経験値や職歴をアピールすることができるというメリットがあります。

そのため、あなたの強みや自己分析した結果から判断したあなたの理想のキャリアパスにむけて、転職活動がしやすくなります。

さらに、仕事の経験を積むことで、転職市場や自分の適性をより理解できるようになり、候補となる仕事や企業のリサーチがより容易になります。

20代の転職活動で大切なこと|自己分析

20代の転職活動で大切なことは、たった1つ。それは、自己分析です。どうして自己分析が重要かをしっかりご紹介します。

転職活動に自己分析が重要になる理由

転職活動に自己分析がもっとも重要である理由は、この2つです。
この2つをクリアしておかないと、採用面接をパスして内定を得ることができないからです。

  1. 転職理由を明確にする
  2. 転職後の目標をはっきりさせておく

転職理由を明確にする

なぜ転職をしたのか、何故転職をするのかは、必ず面接でも質問を受けます。理由が定まっていないと、「この人は大丈夫なのだろうか・・・」「転職しても、すぐ辞めてしまうのでは」と、印象を与えてしまいます。

しっかり自己分析し、転職理由をはっきりさせておきましょう。

転職後の目標をはっきりさせておく

転職理由以上に大切なのが、「転職後あなたがどうしたいか」という目標です。

何がしたくて、どのような理由で、この会社を選んで応募したのかを、採用面接官は必ず質問します。そして、採用したら、どのような貢献をするのかが重要視されます。

何をしたらいいかわからない20代の人へ

採用担当者へ転職理由を効果的に伝える5つのコツ

採用担当者と転職について話し合う際には、正直かつ簡潔に、そして敬意を持って理由を説明することが重要です。

採用担当者が最も知りたいのは、退職の理由と、その転職理由が組織の目標に合致しているかどうか。あなたのメッセージを確実に伝えるために、以下の5つのコツを覚えておきましょう。

  1. ポジティブな要素に焦点を当てる
  2. マイナス面を強調しない
  3. 同じ状況でも、自分ならどう対処するかを話す
  4. 新しい仕事への興奮を示す
  5. 感謝の気持ちを表す

ポジティブな要素に焦点を当てる

あなたが持っているスキルや経験、そしてそれが組織にどのように貢献するかを強調しましょう。採用面接官が1番知りたいことは、あなたを採用した場合のメリットです。具体的であればあるほど、好印象を残せます。

マイナス面を強調しない

転職の動機を語るときは、常にポジティブでいること。そのため、あなたの弱みやマイナス面・ネガティブなところを強調することは避けましょう。

ただし、自分の弱みをしっかり把握していることは、ある意味強みでもあります。強みを強調して伝えつつ、「このような弱みがあることを自分でも理解しているため、御社での経験を通じて改善していきたい」とポジティブな伝え方をするのであれば、マイナスな印象にはなりません。言い回しが大切になってきます。

同じ状況でも、自分ならどう対処するかを話す

これまでの経験から学び、今後何を避け、何を目指すべきかを明確に自ら知っていることを話すことができれば、効果的です。

例えば、過去に実際にあった困難な状況に対して、どのように対応して改善できたかなど、具体的に話せる例があれば良いです。

また、「こんな時あなたならどうしますか?」という例題質問に対して、具体的にどう対処するかを応えることができれば、好印象です。

新しい仕事への興奮を示す

あなたがその会社に転職することに対して、情熱を持っていることを示しましょう。職務内容や「今後入社したらこのようなことに取り組みたい」など、より自分に合った環境でどのように成長できるかを明確に説明することを意識しましょう。

感謝の気持ちを表す

今まで働いてきた会社に対する感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。

本当は、今いる職場や転職した企業の労働環境は、パワハラや人間関係、低賃金など、嫌なことが盛りだくさんだったかもしれません。

でも、その中でも「感謝できること」は必ず1つはあるはずです。採用面接で、過去の職場や企業の悪口は、絶対に言ってはいけません。なぜなら、マイナスの印象を強く与えてしまうため、内定しづらくなります。「うちに入社しても、同じように不平不満をいうのではないか」「働く環境に感謝を見いだせない人材では・・」というネガティブな印象を強くしてしまいます。

>> 上手にアピールする採用面接対策

まとめ

如何でしたか?転職することで得られるチャンスはかなり大きいです。特に、20代は転職が最もしやすい時期でもあり、未経験ジャンルへの転職も可能な年代でもあります。

「動いてみよう」「環境を変えたい」そう思ったら、この記事を参考に挑戦してみて下さいね!